ガレアノヴァ・ヴァンガード
投稿:2024/01/04

バイロン軍の最精鋭部隊「黒の近衛師団(正式名称:バイロン統合軍首都防衛軍団第1師団)」に配備されているEXMの1種。前衛班向けに防御力と白兵戦能力を重視した改装が施されている。(詳細 https://twitter.com/BigGunIsm/status/1741300763819909211 )
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本機はバイロン軍の新型汎用EXM「ガレアノヴァ」 https://twitter.com/mokeikundesu1/status/1708324925327728952 のバリエーション機である。重装甲・重武装故に回頭性能や瞬発力は低下したが、ホバー機動装置と増設スラスターが生み出す移動速度は特筆すべきものがある。
大型防盾

本機は前衛として敵の攻撃を吸引する必要から、大型の防盾を装備している。特別な機構を備えたものではないが、堅実・堅牢な構造は常に鉄壁の防御力を提供する。
大型戦斧「ロケット・ジャック」

本機を最も象徴する武装が大型戦斧「ロケット・ジャック」である。エネルギー滞留型の斧刃を、腕力にロケットブースター2基分の推進力を加えて叩きつける斬撃の威力は激烈の一言である。
背部装備型射撃兵装

本機は3砲身ビームガトリング砲と単装ビーム砲をバックパックに装備している。
背部突進用ブースター

バックパックには2基の大型ブースターが備えられ、本機に弾丸のごとき突進速度を与えている。
肩部増設型可動式スラスターユニット 後部

肩部にはピッチ方向に回転するスラスターユニットを備えている。
肩部増設型可動式スラスターユニット 前部

肩部増設型可動式スラスターユニット 後進状態

本ユニットは指向方向を変えることにより、突進のみならず後退や旋回においても速度を増強することが可能である。
脚部前面プラズマビーム刀身発生機構

脚部前面にはプラズマビーム刀身発生機構が設置されている。近接格闘戦時の奇襲を主眼に置いた装備であるが、本機の質量と突進速度を乗せた衝角攻撃も非常に強力である。

本機は挙動こそ鈍重であるが、走攻守全てに秀でたEXMである。それを操るパイロットは、例外なく本機の欠点をカバーし性能をフルに発揮できる精鋭である。本機と対峙する者は、そのことを常に念頭に置く必要があるだろう。