- 作品種別
- 加工あり
- シリーズ
- 地球連合軍
- 機体・キャラ名
- ラビオット[ダークグレー]
- メインカラー
- サブカラー
連合軍•バイロン軍•マクシオン軍の三つ巴の激戦の中、アドレは友であり部隊長でもあるセルビオとその妻ミラと共に特務隊としてその戦火に身を投じていた。激戦の最中、3機のマクシオン機を相手に苦戦する友セルビオ…その彼を助けるべくアドレは彼の元へ駆けつけようとしていた。しかし…目と鼻の先まで来たその時にバイロン軍と思われる小隊に囲まれ身動が取れなくなってしまった。その敵小隊はまるで目の前の友への行く手を阻むかの如く巧みな連携を取り、ジワジワと愛機を消耗させつつセルビオとの距離を遠ざける。
そして……
「すまん、ミラとお前だけでも……」
アドレがその言葉を聞いた直後、彼が見た一閃の光と爆音を最後に戦場は一時の静けさを取り戻した。
暫くの後、もうそこに残されて居たのは友の愛機であったであろう何かと中破した隊の輸送機…そして火花を散らし起動さえままならなくなった彼の愛機のコックピットだけであった。
時は流れ……
友を守れなかった後悔の念と怒りが一人の男を戦場の鬼へと変えていた。
ラビオット……
彼が新たに愛機として選んだのは元愛機アルトの後継機にして連合軍の新型エグザマクス。
しかしその機体には鬼の角の如き2本のブレードアンテナと、もう何者もその行く手を阻む事を許さないと言う強い意志を感じさせる全身の火砲と強固な装甲が与えられていた。
夫を失い、狂気に取り憑かれ暴走するミラの後ろには……彼の愛機ラビオットアヴァランテの影が常にあったと言う。
ラビオットアヴァランテは単機での面制圧及び敵部隊の駆逐を目的としたカスタムメイドのエグザマクス。
ラビオットをベースにジェネレーターの出力アップと各関節と装甲の強化及び、大出力の火砲と広範囲への掃射を目的としたミサイル及び火器が装備されている。
その機体重量から運動性能にはやや難があるモノの、大型バーニアによる推力アップと各部強化された強固な重装甲により単独で敵部隊へ突入し、一斉射により殲滅させる戦術を取る。
接近戦に置いても大型の戦斧ジャイアントラブリュスにより敵複数機を纏めて薙ぎ払う。
パイロットの戦闘スタイルと相まって、常に1対多の戦闘を行うその姿は正に「戦慄の鬼神」であった。
メガビームバズーカ
本機の主兵装で大口径のビーム砲
カートリッジ式では無く、バズーカ本体に内蔵された小型のジェネレーターによるチャージ式となっている。
エネルギーの出力調節によりリチャージまでの発射ラグをある程度調整できる。
最大出力での一撃は複数のエグザマクスをまるごと蒸発させてしまう程凄まじいが、最大出力での発射にはアクチュエーターロックによる機体の固定が必要であり、発射後もバズーカ本体及びバレルの冷却に通常以上の時間が掛かる為、使用にはかなりの制限がある。
ジャイアントラブリュス
接近戦用の両刃の斧
使用時に刃の部分が赤熱化し敵を溶断する。
ラブリュス自体に重量があるため俊敏性こそ劣るが、その破壊力は凄まじく、薙ぎ払われたその一撃は競り合った敵の武装やシールドもろとも機体を破断してしまうと言われている。
ニーファランクス
両脚部に装備されたビーム式ガドリング砲塔
通常は脚部前面に折り畳まれているが、砲口を90度展開する事で使用する。
その装着位置から、陸戦においてはエグザマクスの通常兵装には無い低位置からの射撃が可能な為、エグザマクスのみならず敵部隊の戦車や車両と言った陸上兵器への有効打となっている。
なお、最大110度の仰角が付けられる為に近接戦闘時や対空砲火としても有効とされている。
ただし砲長が長い為、取り回しにはある程度の技量を要求される。
レーザーバルカン
バックパック左肩部にあるレーザー式の対空バルカン砲塔。
今回はラビオットをベースにしたカスタム機を製作してみようと思い、ラビオットのもつマッシブなスタイルから一対多数の戦闘を行う豪傑なイメージと、味方を支援する縁の下の力持ち的なイメージを作品に込めてみました☆
あくまでも個人的な見解ですが……ラビオットはアルトよりも難しかったです(^_^;)
おそらくデフォルトの状態でマッシブな機体として既にスタイルが完成しているからだと感じました。特に力強い上半身に対してスリムな下半身と言う部分が難しかったです。ボクサーをレスラーにするにはどうするか……といった感じでしたかね(^_^;)
長文になり失礼致しました。
ご覧頂きありがとう御座いましたm(_ _)m
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